九州お米コンクール 出品
2023/11/08
こんばんは!
本日もブログの方を書いていこうと思います!
昨日になりますが九州お米コンクールの方に出品をさせていただきました!
毎年えびの市の食味コンクールでは賞を頂いておりますが、
本年度は初めて参加させていただくことになりました。
お米の成分分析を始めて2年、
必要最低限の施肥を行い、多肥料を避けお米本来の美味しさを追求してまいりました。
お米の美味しさとは何か,,,,,,
昨今では有機栽培等を行う農家さんが増えてきています。
当園はお米の生育に必要な成分をぎりぎりの施肥で行い、水管理等を完璧に行います。
肥料が多くても全くなくても作物には悪影響があると思っております。
あくまでも私個人の意見になります。
何事もちょうど良い加減というものがあります。
しすぎてもダメ、しなさ過ぎてもダメ
そんなちょうど良い状態をキープし生育管理を行うのが当園のモットーであります。
肥料を与えた分は、しっかりと分解・吸収・還元を繰り返します。
やはり作物にも人体にも大切なものは、綺麗な無害の美味しい水だと思っております。
お米の食味値とは
タンパク質(窒素分)100g当たり%
アミロース 100g当たり%
水分 100g当たり%
脂肪酸度 100g当たり㎎
の4つ数値を評価し数値化するものです。
水分は乾燥調整で、脂肪酸度は刈り取り時期の判断で調整可能です。
施肥管理を怠ると、タンパク質分(硝酸態窒素)が高くなります。
タンパク質は
えぐみや苦みになり口に入れたときに美味しくないと感じます。
標準的な数値は8~9%が一般的で
良いお米になると7~8%でいい感じに窒素分が抜けている状態と判断されています。
アミロースは
お米にある硬さや粘りなどを左右するでんぷんの事です。
アミロペクチンとアミロースが主としてお米の中には有り
アミロペクチンが多いとモチモチしていて粘りのあるお米になります。
アミロースは20~22が一般的といわれています。
当園のお米成分の
タンパク質は6.0%付近
アミロースは18%付近と
良質な数値を販売前の測定により判明しています。
えびの市では本年度もただ1検体だけ80点が出たのは当園のみです。
※えびの市の測定計はかなり厳しいので、他の食味計で測定すると
90点は余裕で超えてくるとの見解を、農協の方に頂いております。
なので九州大会でも少~し期待しております。
ヒノヒカリの頂点をいきたいなと思っております!
ちなみに今までの九州お米コンクールでは6.5以下まで抑えている農家さんはほとんどおりません。
アミロース分は、稲葉の葉緑体が光合成を行って窒素分を分解しでんぷん化したものなので
だいたい同じくらいに留めております。
有機栽培であれど、違えど成分を分析すれば
安全で美味しい食べ物かすぐに分かります。
無農薬でも窒素分(タンパク質)を測定して0%にはなりません。
何故なら作物には必要だからです。
収穫の際に美味しくできているか否かで判断していただけたらと思っております。
熱くなりましたが本日はここまでにさせていただきます。
本日もお読みくださり誠にありがとうございました。
立冬を迎え寒さが厳しくなってきます。
御身体にはご自愛くださいませ。
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狗留孫農園
宮崎県えびの市大河平1631-7
電話番号 :
080-5276-7243
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